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  • メーカー女子 × PASHA STYLE
    ポートレイト女子勢のこれからを探り出したい

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    TAMRON 西角久美子さん

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  • PASHA STYLEの新しい試みとして開催された「女性限定セミナー」は参加者が30人近くに達し、多くの女性に楽しんでもらうことができました。男性が多いカメラの世界ですが、女子も女子なりに写真を楽しみたい。けれど、どうしてもハードルの高い問題があったり、悩みも尽きないもの。

    そこで、カメラ業界に関わる女性同士で座談会を開催。参加者はレンズメーカーTAMRONから西角久美子さん、ストロボメーカーNISSIN Japanから西田容理子さん、PASHA STYLEでポートレートナビゲーターを務める渡部実加子さんと、編集部員ユコの4人。写真の世界で活躍する女性4人の会話の中から、「女子カメラ」の「これから」が見えてきた。

  • PASHA STYLE編集部 ユコ

  • PASHASTYLEポートレイトナビゲーター渡部実加子さん

  • ・女子にとってのポートレイトって?

    ユコ「PASHA STYLEでポートレイトセミナーを開催すると、参加者の半分近くが女性だったりします。ポートレイト人口自体も増えたけど、撮り手が女性というケースが増えてます。好きなものを可愛くきれいにという熱意のある方が多いですね」

    渡部「男性を撮りたい女性も増えてきたと思います。男性が女性を撮りたいと思うように、男性を撮りたい女性もいる。そういう方々に見てもらいたくて男性を撮り続けてきましたが、最近少し増えてきたみたい」

    西田「うちのユーザーさんも大半が男性ですが、少しずつ女性も増えてます」

    ユコ「ストロボを上手に使える女性が増えると、また写真のあり方が変わって面白くなりそうですね」

  • ニッシンジャパン 西田容理子さん

  • ・女子がもっとポートレイトを楽しむために

    西田「女性が写真を撮りに行くときって、友達同士2、3人で出かける機会が多いように思います。友達同士ならライティングしたい場面で、レフ板を誰かに持ってもらって撮影も可能ですし、『ここでストロボ持ってて』と頼んでオフカメラでライティングもできますよね。女性同士で撮り合うという話もよく聞くけど、協力し合って撮影できる関係なら順番に撮影もスムーズにできますからね」

    ユコ「それなら講座の参加者さん同士でも楽しめますね」

    西田「Nissinの製品ならコマンダーがあればメーカーが違っても多灯ができます。最初から2灯買うのって結構勇気がいる。そもそもストロボを何灯も持ってる女性は少ないと思うから、そういう場で試してもらうのもいいですね」


    ・女性限定セミナーから見えてきたもの

    ユコ「前回の女性限定セミナーでは30人ほどの参加がありました。女子だけだと、遠慮しなくていいから撮りやすいという声は多かったですね」

    西角「楽しんで撮りたいという思いで参加された方々が楽しめたセミナーだったと思います。初級者とは思えないような機材の方もいて、びっくりしました」

    ユコ「中には二眼レフという方もいて、すごいこだわりの世界だなと」

    西角「そういうこだわりを女性同士で共有したり、情報交換できる場ってあまりないんですよね。男性はやっぱり最新機種に興味があるように見えて、そうなると二眼レフはまるで世界が違う。女性は撮ったときの楽しかった気持ちとか、誰と撮ったかという部分も重視してるんじゃないかな」

    西田「その場の空気を思い出として残したいとか」

    ユコ「そういう場で、自分の『スキ』が叶うと満足度が高いですよね」

    渡部「確かに、純粋に趣味として、自分が好きな人を撮っているときは気分が上がるかも」

    西角「ただレンズについては『こう使うとどうなる』とか、使う人がそれぞれに気になっている部分についての話もできれば良かったかな」

    ユコ「それは嬉しい。店員さんにもなかなか聞きづらいこともあるので、メーカーから女性が来て対応してくれるというのはありがたいです」

  • ・『第2回女性限定セミナー』、計画中

    西角「前回は室内だったので、次は外で自然光を使った光の勉強とかどうですか?」

    ユコ「いいですね。Nissinさんのストロボも使わせてもらいたいです。前回、日中シンクロをやってみたいという声もありましたが、実際には『日中シンクロって何?』っていう女性もかなりいると思うし、逆に知った上でやってみたいという方もいると思います」

    西田「ストロボってメイクや服の色をきれいに出すためにも使えるし、バウンスを上手に使えばオンカメラでもちゃんと撮れるので、『反射させる』という技にスポットを当てていきたい。そういうところを女性に知ってもらいたいんです」

    ユコ「講師は実加子さんにお願いしましょう。1回きりじゃなくて年に3、4回くらいできるといいな。前回のセミナーでは、撮った写真をみんなで見てレビューをしたんです。お茶会とか座談会みたいに、お話できる場があってもいいかな」

    渡部「あくまで女性向けで、技術的なこともできるといいですね。あとはカメラ選びの話もしたいですし、どういうものが撮りたいのかも聞いてみたい」

    西角「講師が女性っていうのは大事なポイントですね。写真を楽しむということが共通の目的となる場なので、先生が同じ目線でいてくれるのは嬉しい」

    ユコ「お友達も作ってもらえたらいいな。女性同士でつながって、一緒に撮影に来てもらえたら嬉しいです」