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  • 【レポート】DJI新製品発表会
    OSMO ACTION 5月17日発売!

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    左)DJI、川中氏とゲストスピーカーの永田氏。右上)DJI川中氏、右下)DJI皆川氏。

  • 昨年「OSMO POCKET」で動画界隈の
    話題をさらったDJIから、
    いよいよGoProの刺客、アクションカメラ
    「OSMO ACTION」が発表、発売された。
    発売直前の発表会で何が語られるのか。
    そしていち早く実機をトライするべく
    多くの業界関係者、YouTuberたちが
    都内の発表会会場に足を運んでいた。

    冒頭コンシューマーマーケティングディレクター
    川中良之氏から、DJI初となるアクションカメラの
    概要とコンセプトが発表され、
    プロダクトマーケティングマネージャー
    皆川正昭氏から、OSMO ACTIONの
    機能の詳細が発表された。

  • OSMO ACTION最大の特徴は動画クリエイターが
    熱望していたであろうデュアルスクリーン。
    しかもアクションカメラの過酷な撮影シーン、
    直射日光のもとでも視認しやすい750cd/mの
    超高輝度ディスプレイを前面、背面に採用。
    背面には2.25インチ、タッチディスプレイ。
    タップやスワイプで操作することができる。
    前面のディスプレイは1.4インチ。
    これで既存のアクションカメラでは難しかった
    セルフィー撮影でのアングルを確認しながらの
    撮影が誰でもカンタンに可能になる。

    防水性能は水深11m、気温-10℃での撮影が可能。
    山や海や川など過酷な環境下でも
    撮りたい衝動のままに使用することができる。
    F2.8の明るさのレンズを採用し静止画は12MP、
    動画は最大4K/60fpsで撮影できる。勿論強力な
    電子手ブレ補正機能も搭載。激しい動きの
    撮影でもブレのない絵を撮ることができるのだ。

    NDフィルターを始めとした
    オプションアクセサリーも用意されていて
    クリエーターの様々なニーズに応えてくれる。

  • 発表会が一通り終了すると
    駆けつけた関係者が待っていたトライタイム。
    屋内、屋外に設けられたゾーンでそれぞれの
    参加者がその性能を試していた。
    アクションカメラの代表格である
    GoProと比較すると画角は少し狭いくなるが
    映し出される映像はよりフラットになり
    素直な傾向の画作りとなっているようだ。
    電子手ブレ補正は強力に効くので
    ロードバイク、マウンテンバイクなどに
    マウントしても良好な動画が得られるだろう。
    デュアルスクリーンの切り替えも
    背面スクリーンのダブルタップもしくは
    本体側面にあるボタンで
    簡単に切り替えることが出来た。
    防水性能をプレゼンテーションする
    水槽中のディスプレイも面白い。

    ここ近年「ポートレイトムービー」という
    写真のポートレイトとも、
    動画のショートムービーとも違う流れが
    静かに盛り上がりつつある。そんな潮流を
    感じる今、ポートレイトメディアという
    立ち位置の我々もムービーカメラの動向を
    追っていく必要があると考えている。