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シグマが世界初、フルサイズミラーレス用200mm F2発売
同時にAPS-C用の広角12mm F1.4も
シグマから2本の大口径レンズが同時に発表されました。ひとつは世界初となるフルサイズミラーレス対応の超大口径望遠単『200mm F2 DG OS|Sports』。そしてもうひとつはAPS-C専用の最広角F1.4単焦点『12mm
F1.4 DC|Contemporary』。
広角と望遠、両極を攻める2本の新レンズが同時に登場し、シグマの技術的進化とラインナップの強化を印象づけます。
SIGMA 200mm F2 DG OS|Sports
『200mm F2 DG OS|Sports』は、世界初のフルサイズミラーレス用200mm F2単焦点レンズで、F2.8の約2倍の光量を誇り、ポートレートでは圧倒的なボケと圧縮効果、精緻な描写で被写体を際立たせ、唯一無二の表現を可能にします。14群19枚の光学設計で色収差を徹底補正し、開放から高解像を維持します。駆動にはリニアモーターHLAを採用し、高速・高精度AFに対応します。さらにOS2アルゴリズムによる6.5段分の手ブレ補正を備え、暗所や室内競技でも威力を発揮します。防塵防滴構造や撥水防汚コート、扱いやすい三脚座など、Sportsラインらしい堅牢性も備えています。
レンズをしっかりと固定できるように三脚座を採用。 | オートフォーカスや手ブレ補正をアナログで切り替えることができる。 | シグマBFに装着するとこんな感じ。かなりコンパクトになっているのがわかる。 | ||
【仕様】
点距離:200mm
最小絞り:F22
レンズ構成:14群19枚(FLDガラス2枚、SLDガラス2枚)
絞り羽根:11枚(円形絞り)
最短撮影距離:1.70m
サイズ:φ118.9×201mm(Lマウント用)
フィルター径:φ105mm
質量:1,820g(Lマウント用)
マウント:Lマウント、ソニーEマウント
発売日:2025年9月4日(木)
価格:オープンプライス
製品ページ:https://www.sigma-global.com/jp/lenses/s025_200_2
SIGMA 12mm F1.4 DC|Contemporary
『12mm F1.4 DC|Contemporary』は、APS-C用AFレンズで初めて焦点距離12mmのF1.4を実現。換算18mm相当(RFは19mm)という超広角で、日常の撮影はもちろん動きのあるシーンにも柔軟に対応します。レンズ構成は12群14枚で周辺まで高い解像力を確保し、サジタルコマフレアにも配慮。最短17.2cmまで寄れて“超広角接写”も可能です。重量はわずか225gでジンバル運用にも適し、静粛なステッピングモーターAFや防塵防滴構造も備えることで、静止画だけでなく動画でも活躍が期待できる大口径広角として注目の1本です。
広角レンズに必須なのがレンズフード。かなりコンパクトに仕上げられている。 | 絞りは1/3段ずつで調整可能。オートに合わせればカメラ本体で設定をかえることができる。 | マウントはソニーEマウントのほかに、富士フイルムXマウント、キヤノンRFマウントを用意している。 | ||
【仕様】
焦点距離:12mm(35mm判換算18mm相当、RFは19mm相当)
最小絞り:F16
レンズ構成:12群14枚(SLDガラス2枚、非球面レンズ3枚)
絞り羽根:9枚(円形絞り)
最短撮影距離:0.172m
サイズ:φ68.0×69.4mm(Eマウント用)
フィルター径:φ62mm
質量:225g(Eマウント用)
マウント:ソニーEマウント、富士フイルムXマウント、キヤノンRFマウント
発売日:2025年9月4日(木)
価格:オープンプライス
製品ページ:https://www.sigma-global.com/jp/lenses/c025_12_14/
Text:SATO TAKESHI
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