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  • 【PASHA REVIEW】KamLan 50mm F1.1 II
    認定作品展グランプリのOGURA MIZUKIさんがテストシュート




フォトグラファーのあこがれのレンズと言えば解放F値が明るいレンズ。今回はサイトロンジャパンが取り扱っているKamLanブランドの『KamLan 50mm F1.1 II』をお借りすることができたのでレビューしていきたいと思います。

今回紹介する『KamLan 50mm F1.1 II』は解放F1.1を実現しながら、公式のオンラインショップで税込2万3940円という異次元の価格で販売されていたレンズが2型にアップデートしたもの。残念ながら値段は少し上がって27702円になりました。このレンズの魅力は「解放時の柔らかく豊富な階調と美しいボケ味による優しい描写で、ポートレートや物撮りに最適」ということなので、PASHASTYLE認定作品展vol.6のグランプリに輝いたMIZUKI OGURAさんにポートレート撮影をお願いし、レンズのレビューをしていただこうと思います。

 

 

KamLan 50mm F1.1 II
【仕様】
焦点距離:50mm35mm判換算:76mm相当)
対応撮像画面サイズ:APS-Cフォーマット
最小絞り:F16
レンズ構成:68
絞り羽根:11
最短撮影距離:0.4m
サイズ:約72φ×68mm
フィルター径:62mm
質量:約563g
マウント:ソニーE、キヤノンEF-M、富士フイルムX、マイクロフォーサーズ
価格:27702円(税込)
※マウントにより多少変わります


 
 


レンズをテストするのはこの人!!


MIZUKI OGURAさん

PASHA STYLE認定作品展のグランプリやリアルポートレート東京で優秀賞を獲得するなど大活躍中。使用カメラは富士フイルムX-T5、シグマdp3など。MIZUKI OGURAさんのステキな写真はPASHA STYLEの会員ページやSNSで見ることができます。


PASHA STYLE  Instagram  X(旧Twitter)

 
 
 



作例① シャッター速度:1/125 絞りF1.1 ISO125 フィルムシミュレーション:クラッシックネガ カメラ:FUJIFILM X-T5


ここからはMIZUKI OGURAさんの作品を見ながら感想を紹介します 


SNAP

 

PASHA STYLE(以下PASHA)「KamLan 50mm F1.1 IIを触った印象を教えてください」


MIZUKI OGURA(以下MIZUKI)「高級感があって、思ったよりズッシリした印象ですね」


PASHAAFがないマニュアルレンズだったのですが使い勝手はどうでしたか?」


MIZUKI「ピントリングが丁度良い重さかつスムーズに動くので、回りすぎずに微調整しやすくて、使いやすいと感じました。普段からMFで撮影することが多いので、特に違和感はなく操作できましたが、開放でのピント合わせは繊細でした」
 


作例② シャッター速度:1/125 絞りF3.2 ISO125 フィルムシミュレーション:クラッシックネガ カメラ:FUJIFILM X-T5


PASHA「撮影した写真を見た感想もお願いします」
 
MIZUKI「想像よりもシャープに写せる一方で、ハイライトが少し滲むような、輝くような写りが柔らかさもあり、カッコいい中に女性らしさも演出できるのかなと思いました。ボケも滑らかで心地よい写りに感じます」
 
PASHA「今回は富士フイルムのXマウント用をお借りしたのですが富士フイルムのカメラとの相性はどうでしたか?」
 
MIZUKI「カメラは富士フイルムX-T5を使用していますが、レンズの写りとX-T5の色味(フィルムシュミレーションはクラシックネガで撮影)の相性もよく、雰囲気のある仕上がりにできたと思います」


作例③ シャッター速度:1/125 絞りF4 ISO125 フィルムシミュレーション:クラッシックネガ カメラ:FUJIFILM X-T5


PASHA「スナップ撮影で使った感想を教えてください」
 
MIZUKI「焦点距離的にモデルさんがカメラを意識しない位置から撮れたり、雑多な中での背景整理がしやすかったりしました。路地の狭い場所では寄りが中心となりがちなので、もう少し画角が広いレンズだと嬉しいと思います。またF値が明るいので、少し暗い横丁でも撮影しやすい点はとてもありがたかったです」
 


作例④ シャッター速度:1/125 絞りF5.6 ISO125 フィルムシミュレーション:クラッシックネガ カメラ:FUJIFILM X-T5

 
PASHA「ストリートで撮影をする際の場所を選びのポイントがあったら教えてください」
 
MIZUKI「場合によっては色被りも許容し、街の環境光も活かしながら撮影しています。意図的に演出するとき以外は、風景に埋もれ過ぎないよう、モデルさんが立体的に映るような光を探して撮影します」
 
PASHA「今回のモデルさんを依頼した経緯など教えてください」
 
MIZUKI「モデルをしてくれたHARUさんは普段から作品撮りでお願いしているモデルさんです。“原色系のファッション雑多な路地で撮りたい”という会話から撮影に至りました。HARUさんはメイクやファッションのバリエーションも豊富で、カジュアルな場合でも風景に埋もれないスタイリングを提案してくださるので、とても有難いです」



 


 


狭い路地では通行の邪魔にならないように素早く撮影していました。
撮影した写真を現場でモデルさんとチェック。撮りたいイメージを共有しながら撮影を行っていました。
何の変哲もないお店の横で撮影。認定作品展でグランプリを獲るだけあって風景の切り取り方が上手い。


STUDIO編



作例⑤ シャッター速度:1/125 絞りF8 ISO125 フィルムシミュレーション:プロネガスタンダード カメラ:FUJIFILM X-T5


PASHA「スタジオ撮影した感想を教えてください」


MIZUKIF8前後で撮影したのですが、シャープな写りでスタジオでのストロボ撮影でも使い勝手は良いと感じました」
 
PASHA「スタジオ撮影のコンセプトは?」
 
MIZUKI「ギラギラ女子!! スタジオは、認定展6ゼウス賞で高井哲朗先生のスタジオを無料で使える権利をいただいたので、それを使わせていただきました。スタジオには高井先生もいらっしゃったのでライティングを相談しながら方向性を探りつつ、色々なライティングで遊びました」
 


作例⑥ シャッター速度:1/125 絞りF8 ISO125 フィルムシミュレーション:プロネガスタンダード カメラ:FUJIFILM X-T5


PASHA「最後に作例のライティングを教えてください」
 
MIZUKI作例⑤はメインがオパ1灯で、反対側からソフトボックスを弱く当てて、コントラストを弱めています。作例⑥オパ1灯メインで、影が落ちないように下からソフトボックスを弱く当てています」

 


 


認定作品展で高井先生のスタジオを使えるゼウス賞を受賞。

ライティングは高井先生に協力していただきながら行いました。

※撮影に同行できなかったので、モデルの愛羅さんから写真を頂きました。




 
撮影に協力していただいたモデル


 





HARU
X(旧Twitter)harubum14 Instagram hrn_ph


片桐 愛羅
X(旧Twitter)AIRA16655469





まとめ

 

認定作品展でグランプリを獲る実力者のMIZUKI OGURAさんの作例はどうだったでしょうか? 特にスナップ撮影では解放F1.1のボケ味が美しいのがよくわかる作例で思わず欲しくなります。スタジオ撮影の作例でのしっかりと絞り込んだ作例をみると、このレンズが解放だけでなく絞り込んだ撮影でも楽しめることがよくわかります。価格もリーズナブルなので、これからマニュアルレンズで遊んでみたいと考えている方にもオススメのレンズです。







 


 


クラシカルなデザインのX-T5とベストマッチ。大きすぎず小さすぎないサイズ感もバッチリ。
金属製のフードが付属しているので大きな前玉もしっかりと保護してくれる。フィルターサイズは62φ。
APS-C機に装着すると35mm判換算76mm相当でポートレートに最適な中望遠レンズ。








 

最後に告知です!!

なんとこのレンズが12月9日、10日に開催されるクロス展3のアワードで貰えることになりました!!

 
クロス展を知らない方に超カンタンに子の展示について説明すると、フォトグラファーとモデルのどちらかが主役になりがちな写真展を、どちらも同じように楽しめる写真展にしたいという発想で生まれたのがX PORTRAIT EXHIBITION(クロス展)です。



詳細はコチラ

 
 
 

ぜひご参加をよろしくお願いします。

 


 

 
  
  
  
TextSATO TAKESHI