「人魚の動画。撮影現場では合成やCGを利用せずに
背景も自分の手作りでセットを組みます

なので撮影現場を動画で撮ると
このようになります」

と、上の動画と共に先日ツイートしていたHASEOさん。

AIやCGなど、デジタル化が進むことで、自分の世界を表現する幅はいい意味で広がっている。
しかし、それによって失われていくものもあるのではないだろうか。

人一倍、自分の中に広く大きな世界観を持つHASEOさんだが、そのイマジネーションはCGを使うことなく、常に自身の手でリアルとして作り続けている。
それは、彼が作品制作の中で、大事にし、失いたくないと思っているものを残していく唯一の方法だと信じているからだろう。

最近では、HASEOフィルターが人気を博しているが、それも光のコントロールをリアルで見せるための彼ならではのこだわりのアイテムと言える。
そういった地道な活動を経て、彼は誰も辿り着いたことのない創作の頂点へと今もなおひとり向かっている。

これからもHASEOさんの活動と作品に注目は集まるだろう。