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  • 『フォトアクセサリーフェア2022』で見つけた
    注目のアイテムを大紹介!! レンズ編




7月8日と9日に東京都立産業貿易センター浜松町館3F北展示室で行われた写真機材展『フォトアクセサリーフェア2022』に展示されていた注目のアイテムを紹介したいと思います。第2弾の今回はレンズやフィルターなどを紹介していきます。



驚異的なプライスを実現したAFレンズ『TTArtisan AF 32mm f/2.8』。


焦点工房

http://stkb.co.jp/

7月6日に発売された銘匠光学初のオートフォーカスレンズ『TTArtisan AF 32mm f/2.8』を展示。価格はなんと2万6820円でオートフォーカスレンズとは思えないリーズナブルな価格を実現している。そのほかにテックアートの参考出品の電子アダプターを展示。ライカMマウントレンズをソニーEマウントボディに装着してマニュアルレンズをオートフォーカス化する電子アダプターの次世代モデル。現行モデルと比べるとかなりコンパクトサイズになっているのがわかる。


 


 


マニュアルレンズがAF化できる夢のアダプター。ソニーのカメラとマッチするので違和感なく使える。


参考出品されたアダプターの下部を見ると筐体の下部に出っ張りがなくなってスッキリしている。


電子アダプターを外したところがコレ。一瞬、普通のマウントアダプターかと思ってしまうほどのコンパクトサイズ。

  

 

 

 

コシナ

https://www.cosina.co.jp/

コシナのブースではフォクトレンダーブランドのレンズを中心に、ツァイスのOtusシリーズやMilvusシリーズなどのマニュアルレンズを展示。特に新製品のニコンZマウント4本と富士フイルムのXマウントのレンズ2本が注目を集めていました。

 

 

 

 

 




ケンコー・トキナー

https://www.kenko-tokina.co.jp/

ケンコー・トキナーのブースではシネマカメラのエッセンスを詰め込んだミラーレス用大口径レンズ『SZ 33mm F1.2 MF E』をはじめ、トキナー伝説の反射望遠レンズを現代の技術で復活させた『SZ 500mm F8 Reflex MF』と『SZ 400mm F8 Reflex & 2× Extender KIT MF』の2本の反射望遠レンズやAPS-Cミラーレス機にフィットする対角魚眼レンズ『SZ 8mm F2.8 MF E』を展示。


 


 


『SZ33mm F1.2 MF E』は絞りリングやピントリングを滑らかにすることで動画撮影にも最適なスムーズな調整ができる。絞りリングはクリックレスタイプ。

このサイズで超望遠が楽しめるのが反射望遠レンズの特長。写真左から『SZ 400MM F8 Feflex & 2× Extender KIT MF』、『SZ  500mm F8 Reflex MF』。

『SZ 8mm F.8 MF E』は小型軽量なサイズ感が魅力の対角魚眼レンズ。APS-Cミラーレス機に対応。マウントはソニーE、富士フイルムX用をリリース。

 

 

 



LAOWA FFII 12-24mm F5.6 C-Dreamer

KamLan 55mm F1.4

サイトロンジャパン

https://www.sightron.co.jp/

サイトロンジャパンのブースでは、LAOWAとKamLanの最新レンズを展示。LAOWAブランドは参考出品の『LAOWA FFII 12-24mm F5.6 C-Dreamer』と『LAOWA 24mm F14 2X MACRO PROBE』の次世代モデルのマクロレンズ(参考出品)、7月1日に発売された『LAOWA 20mm F4 Zero-D Shift』とシフトレンズ用アクセサリー『LAOWA Shift Lens Support(For 15mm &20mm Shift Lens)』の4種類を展示。APS-C用でリーズナブルなマニュアルレンズをリリースしてきたKamLanブランドでは、同ブランド初のフルサイズフォーマットに対応した55mm F1.4を参考出品。価格は3万円前後になる予定。


 


 


写真左が20mmのシフトレンズ『LAOWA 20mm F4 Zero-D Shift』。写真右はシフトレンズ用に作られたアクセサリー。

さまざまなシーンが撮影できる唯一無二のマクロレンズ『LAOWA 24mm F14 2X MACRO PROBE』の次世代モデル。

先端が交換できるようになっていて新しいモデルでは写真のように上下左右も撮影できるのがポイント。

 

  

 


フィルターのパッケージとは思えないほど、かわいいパッケージで思わず飾っておきたいと思ってしまう。

マルミ光機

https://www.marumi-filter.co.jp/

写真家の鈴木さや香さんとマルミ光機が共同開発した、これまでになかったユニークなフィルター2種『アルプスパンチ』と『なついろパンチ』を展示。両モデルともソフトフィルターを2枚使用し、解像度を落として、強いにじみとやさしい描写と個性的な色表現が特徴のフィルター。フィルターサイズは46φ、49φ、52φ、55φ、58φ、67φの6アイテムを用意。今後は大きなサイズもラインナップしていく予定。


 


緑がのり独特の発色をする『アルプスパンチ』。マゼンダ色のフレアやゴーストも楽しめる。

全体的に青の色味が特徴的な『なついろパンチ』。ポートレートに使ったら面白そうなアイテム。







H&Y Filters Japan

https://hy-filter-japan.com/

1つのフィルターをさまざまなレンズに装着することができる可変式ステップリング『REVORING』が人気のH&Y Filters Japanのブースでは試作品のアイテムを発見。その試作品とは角形フィルターの上にさらに角形フィルターを重ねることができるアダプター。角度調整もできるので、ハーフフィルターの可能性がさらに広がるアイテム。


 


既存の角形フィルターの上にさらに角形フィルターが装着できるアダプターの試作品を展示。角度調整して角形フィルターをセッティングできる。


REVORING SWIFTシステムはマグネットを採用することで、写真の様にさまざまなフィルターを簡単に装着できる。





text:SATO TAKESHI